今回は、建設業許可の新規申請ではなく、「決算変更届出書」の作成・申請手続きです。
税理士の先生からのご紹介で、ご依頼いただきました。
岩手県で管工事業を19期営まれている法人(有限会社)の事業所様です。
代表取締役の方が一人で現場の最前線で工事を行っているということでした。
しかも、年齢を聞いたら、現場作業をするにはかなりのご高齢でした。
尊敬の念を抱きながらも、私は今以上に頑張らなければと心に決めました!
「決算変更届書」については、建設業許可を取得した事業所であれば法人・個人問わず毎年提出しなければならない書類です。
この「決算変更届出書」は、「うっかり忘れていた」、「めんどくさくて提出しなかった」等、1度でも提出を怠ると、次回の建設業許可の更新ができなくなります。
提出書類は、所定の「申請書」と「納税証明書」。株式会社の場合は「事業報告書」等も提出書類です。
申請書の中でも「財務諸表」はなかなかの難易度です。
法人であれば「決算書」、個人事業主であれば「確定申告書」をもとに建設業許可申請書に対応するように書き換えなければなりません。
その他には、前年度の「工事経歴書」などもあります。
従業員さんの数や定款、健康保険の加入状況に変更があれば提出書類も増える場合もあります。
提出の期限は、毎年1回、事業年度終了後4か月以内に提出となっています。
以上、業務近況報告でした。